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仕事での新人教育は大変!新人研修のコツ!よくわかる教え方(はじめての新人研修)

社会人・就職・新人・勉強
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新人研修の期間は、新人が入るたびに訪れます。覚える新人も、もちろん大変でしょうが、教える研修担当も、何かと気を揉みます。

私は新人研修を何年か担当しています。その中で実践して上手く研修ができたコツや教え方を7つに分けて紹介します。

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新人研修(教える側)の心構え

よほど優秀で、入社早々会社の仕組みも理解していて、先輩の助けもいらずなんでもできる新人なら、さほど気にしなくていいと思いますが、そうではない新人の方が大半のはず。

ですので、極端な話、

「新人は、私(教える人)の教え方次第で、仕事ができる子になるかどうかが決まる」

と思って教えていきましょう。

一般常識はともかく、職場独特のルールなんて知らないはずなのですから。

目標設定を明確に提示する

タイムリミットがないと、人間焦りません。几帳面で計画的な子ならなおさら、タイムリミットがあれば、計画的に「覚えよう」とします。

怠惰な人間であればあるほど、「まだ本気になる時間ではない」と思うものです。夏休みの宿題をギリギリまでやってなくて、最終日に本気になるパターンですね。

そう、夏休みの場合は、「提出日が決まっている」から、なんとか本気を出すことができるのです。

だから仕事でも、「とりあえずでも、仕事を覚える期限を決める」ということが大切。

リミットを決めないと、できない人は尚更、いつまで経ってもできるようになはりません。

教えるということは、教える側が全力で100%伝えても、100%で伝わることは奇跡と思う

教える側の「丁寧に教える」の繰り返しによって、覚える「わかった、できた」の積み重ねで、「100%伝わる」に繋がります。

そもそも、教える側がきちんと説明できないものを、「雰囲気こんな感じ」と教えるのはオススメしません。

丁寧に順序立てて教えられない人は、「順序立てて教える準備」をしましょう。

教える準備は簡単。自分が行なっていることをマニュアル化する。そしてマニュアルをしっかりと活用する

順序、手順が決まっていることは、マニュアルを作成しましょう。

「文章化する」ことが大事です。文章化したものは研修の際に渡して、実際に足りないところ(記載の仕方が新人にとって理解しづらい、別の言葉で書いた方がいいところも含めて)をメモしてもらうと効率的です。

どんなにマニュアル化して文書化した自分が苦労したからといって、新人に同じ苦労をさせる必要はないので、元々ある手順書やマニュアルは大いに活用することを推奨します。

なぜなら、出来るだけ効率的に覚えて、1人でできるようになった方が生産性が高いからです。

ゼロからのノートまとめではなくて、もともとあるマニュアルを読んで、自分自身の理解や解釈が、会社でいう「普通ではない場合に」理解を完全なものにするために、メモを追加すれば良いのです。

研修を始める前に、2つの約束をすることがコツ(出来るだけ早めに)

困ったらすぐ質問と相談

新人は、わからないことだらけ。私もかつては新人でした。この心を忘れないでください。

そこで、新人研修をするときは、必ず2つの約束をします。

① 困ったらすぐに質問すること

② 困ったらすぐに相談すること

わからないことを質問してくれれば、答えを返すこともできますし、一緒に考えることもできます。

そして、困ったらすぐに相談してくれれば、物事が大ごとになる前に、様々対応できます。割とタイミングって大事です。

言うタイミングがないとかではなくて、早めに言うという意味で、タイミングが大事なのです。

「困ったら、すぐ質問、相談」を約束し、実践するとで良いこと

教える側は、「質問をしてくれた方が良い、相談してくれた方が安心する」という意思表示をすることができます。

教わる側は、「この人は、質問して良いんだ、むしろ、小さなことでも相談した方が良いのかもしれない」など、「きく」ことに対してポジティブな意識を持つことができます。

新人との接し方の4つのコツ

私的、新人との接し方のコツは4つあります。

① 新人の性格を変えようとしてはダメ

② 認めて、褒めること大切に

③ 言いにくいことは面白おかしく注意する

④ 重要性がわかっていないと思ったら、かなり大げさに説明する

① 新人の性格を変えようとしてはダメ

20代の新卒で入社したとしても、20年分のその人自身の人生があり、その上で培ってきた性格があります。

そんじょそこらの短い期間では性格なんで変わらない、と思っていた方が気が楽です。アルバイトでも、中途採用でも同様。

「職場のルールには順応してもらう」ことは少なからずありますが、あなた好み(教える側好み)になる必要は「ない」のですから。

「この子はこういう子だから、私は、ここを気をつけよう」と早めに切り替えた方が効率的でしょう。

② 認めて、褒めることを大切に

いつもいつも怒られてばかりでも気が滅入るばかりです。

人に少なからず承認欲求がありますから、「私は、あなたの存在を認めているよ」という意思表示が必要です。

思っていても表現しなければ効果は全くありません。

認めることの表現のひとつが、「褒める」ということ

もし、注意したいことがあっても、注意したいことだけを一方的に責めるのは、「丁寧な説明のショートカット」で、丁寧に教えることを放棄していることと同じです。

相当性格が悪くない限り、注意された方は、「よくないことしている」という自覚がないから注意されるのであって、「何が良くなかったのか、悪かったのか」というのを順序立てて教える必要があります。

「なんで、〇〇をしているの?」「そのまま○○していて良いのかな?」など、教える側の語彙力次第で、状況確認の言い方は工夫できます。

そして、困ったら質問、相談してくれるよう約束しているはずですから、「質問、相談ができたこと」を「ほめる」必要があります。

わからないことが、わかっていること自体、「褒める」に値すると思います。

質問や、相談されたら「聞いてくれてありがとう」「今、言ってくれて助かったよ」などなど、新人に考えて欲しいのであれば、教える側が、認めて、褒めて、それから新人に考えてもらうなど、先に進めば良いのです。

③ 言いにくいことは、面白おかしく注意する

経験上、「え、それ、そうなるか~」と思うことは多々あります。

心の中では、ジェネレーションギャップかな~うふふ、などと思いつつ、「あ、すごい!こういうやり方もあるんだね~でもこれだと〇〇でビックリしちゃうかもね~これ流行り?こっちの方がわかりやすいかな~あはは」

などなど、言い方によってはちょっと嫌味っぽく聞こえるかもしれませんが、まあ言いにくいことも「きちんと言う」というミッションが果たせれば、自分(教える側)が「ラクな言い方」をして良いのです

④ 重要性がわかっていないと思ったら、かなり大げさに説明する

教える側にとっては、「これ結構、フツーに重要なんだけど」って思うことも、新人にとっては「フツー」に思うことすらないのかもしれません。

だったら「フツー」を教える必要があります。

大事なことなら、かなり大げさに。どれだけ大事なのかを熱弁してください。

そうすることで、「これは大事だ」と覚えてくれるはずです。

いくら教える方が頑張っても、教わる方に難がある場合もある

必要な説明量は個人で異なる

世の中色々な人がいるものでして、3を伝えたら10以上わかる人もいますし(この場合は教えるのはすごくラク)、10伝えても4とか5とかしか伝わらない人もいます。

でも、そう人は、「初めは、そういう人か」と思うしかないのです。

そして、思った上で、やっぱり丁寧に教えることが大切。

教える側が、人によって、「どのくらい物事を細分化して教えるか」を考えれば良いのです。目標は同じでも、進む過程は、個人個人に合わせる必要があり、ここが教える側の腕の見せ所です。

研修がうまくいかない場合も、時間が経てば、教える側が悪いのか、教わる側が悪いのかがわかってくるはず。ただ、初めはやっぱり、「教える側」の腕の見せ所なのです。

心にゆとりを持って、何かあったら「お~こうくるか~」とドスンと構えて研修しましょう。

コメント

  1. Jamesswals より:

    I love reading through your site. Kudos!

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